カスタマーハラスメント(カスハラ)対策|ビジネスフォン

カスタマーハラスメント(通称 カスハラ)とは、お客様が企業に対して、暴言を吐いたり、理不尽なクレームを言う事です
ここではカスハラを事前に抑制できるビジネスフォンの通話録音システムをご紹介します
カスタマーハラスメントは、以前は「クレーマー」と呼ばれていましたが、昨今では「カスタマーハラスメント(カスハラ)」へ置き換えられてます
お客様(カスタマー)と迷惑行為(ハラスメント)を組み合わせた造語がカスタマーハラスメントです
カスタマーハラスメントは、お客様から企業側が暴行、脅迫、暴言、不当な要求を受けます
いわゆる「迷惑行為」です
具体的な、カスタマーハラスメントの一例です
・長時間、クレームを言い続ける
・怒鳴ったり、屈辱的な発言を言う
・周囲の物を投げつけたり、暴力を振るう
・やり取りしている会話をSNS等のインターネットへアップする、または、アップするぞと脅す
企業側に落ち度がなく理不尽なクレームを言い続ける行為がカスタマーハラスメント(カスハラ)です
カスタマーハラスメントはクレームがエスカレートすると、犯罪行為にあたる場合があります
脅迫罪:2年以下の懲役、または30万円以下の罰金
大声で怒鳴ったり、物を投げたり、企業側の社員に直接暴力を振るわなくても、脅迫する行為
恐喝罪:10年以下の懲役
企業側の謝罪だけでは済ませず、何か他に誠意を見せろ、慰謝料を払えなどと脅す行為は、恐喝罪にあたります
威力業務妨害罪:3年以下の懲役、または50万円以下の罰金
大声で理不尽な事を言い、壁を殴ったり、机を叩いたりと、企業側の社員を怖がらせる行為
電話対応でのカスタマーハラスメント対策をご説明します
電話は相手の顔が見えないので、お客様側も、カスタマーハラスメントになるケースが多くなります
よく、大規模なコールセンターへ電話すると、
「この通話は品質向上のため録音させていただいております、予めご了承ください」と、ガイダンスが流れます
これはビジネスフォンシステムの「通話録音」となります
通話録音は、お客様と企業の通話を録音するシステムです
このビジネスフォン通話録音システムがあれば、後から通話内容が録音された「音声データ」を取り出し、保存する事ができます
カスタマーハラスメントの決定的な証拠となり、有効な手段です
更に、お客様側には「通話は録音しているからカスタマーハラスメントしないよう」抑制できます
カスタマーハラスメントに被害にあっている時にも、お客様側へ通話録音しており、証拠として音声が残ると、付言しても良いでしょう
ビジネスフォン通話録音システムは、大規模な電話設備が必要と思われがちですが、実は導入ハードルは低く中小企業でも採用可能です
導入方法は次の通りです
・ビジネスフォン主装置を通話録音システム対応の機器へ入替える
・主装置へ通話録音設定を行う
(音声データはデフォルトで主装置に入っているガイダンスを使用、もしくはオリジナル音声を吹き込む)
・音声データを取り出せるように既存ネットワークと主装置を接続する
通話録音対応ビジネスフォンは、次の通りです
・NECビジネスフォン AspireUX・AspireWX・AspireWXPlus
・SAXAビジネスフォン PLATIAシリーズ(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・ⅢR)
これらのビジネスフォンは主装置にデフォルトで通話録音機能が備えてある為、導入時に電話工事担当者が設定をすれば利用可能となり、大規模な通話録音システムは不要となります
当社にて整備済みの中古ビジネスフォンもご用意しておりますので、中小企業でも大きなコストをかけずに導入できるカスタマーハラスメント対策ビジネスフォンとなります