ビジネスフォン|CS(アンテナ)不要!コードレスを簡単に導入する方法
ビジネスフォンの現状構成が多機能電話機(卓上電話機)だけで、持ち運びに優れたコードレスもあったほうが便利と感じたことはありませんか?
しかし、コードレスを導入するとなれば、CSユニットの追加・CS(アンテナ)の増設工事やコードレス設定など、時間も費用も多くかかってきます
ここでは「コードレスを簡単且つ低コストで導入」できる唯一の方法を解説します
ビジネスフォンのコードレスを増設する場合、次の機器と工事が必要です
・CSユニット
CS(アンテナ)を接続するユニットです
・CS(アンテナ)
コードレスへ電波を飛ばすアンテナです
・コードレス
持ち運び可能な電話機です
・電話工事(派遣工事)
CSユニットから、CS(アンテナ)まで配線し、設置・設定を行い、コードレスの設定を行います
いかがでしょうか?機器購入はCSユニット・CS・コードレスの3つ、そして電話工事担当者が訪問し、電話工事を行います
これらの総額はメーカーや機器・電話工事業者のよって異なりますが結構費用が掛かってきます
ビジネスフォンコードレスを簡単に低コストで導入する方法
ビジネスフォンコードレスを「簡単且つ低コストで導入」できる唯一の方法があります
これは「カールコードレス」を導入する事です
カールコードレスとは、外観は通常の多機能電話機(卓上電話機)ですが、電話機本体と受話器を結ぶ、くるくるコードが無く、受話器本体が持ち運び可能となります
電話機と受話器はBluetoothの規格を使ってる事が多く広範囲に電波が届き通話品質もクリアです
現在、ご利用中の多機能電話機(卓上電話機)を、「カールコードレスを差替えるだけ」で簡単にコードレス化ができます
差替え方法は、多機能電話機(卓上電話機)の裏側に差さっている電話線をカールコードレスへ繋ぎ直すだけなので、機器さえ購入すればご自身で交換可能です
(※NTTビジネスフォンは設定が必要な場合があります)
これで、「電話工事不要・機器はカールコードレスだけ購入し約10秒でコードレスへ変更できる方法」です
簡単に低コストで導入できるカールコードレスですが1つだけ注意事項があります
カールコードレス受話器をみると、耳にあて音声が聞こえる受話口と、話をする送話口があります
これは通常の多機能電話機と同じ仕組みですが、その他に外線ボタン・転送・保留・内線・フック・電話機ON/OFF・十字キー・ダイヤルボタンがあります
これら機能は、カールコードレス受話器だけでコードレスの役割を果たしており、外線内線通話や短縮の呼び出しなどができます
注意点は外線ボタンです。カールコードレス電話機本体は24ボタンになってますが、受話器は8ボタンしかありません
例えば、24ボタンをフルに外線を割り付けて使っている場合、受話器は8ボタンしかないので機能しません
この場合、カールコードレス受話器の8ボタンは個別に設定ができるので、1-8までコードレスとして使う電話番号を設定します
設定には工事担当者の訪問が必要です
ただし、発信番号は何でも良い・内線通話だけ使えれば良い、短縮ダイヤルから発信できれば良い、着信が取れれば良い、などの場合は設定不要でご利用可能です
逆に1-4のボタンしか使ってなければ、受話器側の8ボタンで用が足りる為、問題なく運用ができます
ビジネスフォンカールコードレスのメリットデメリット
これだけ簡単にコードレス化できると何かデメリットは無いのかと思われる方もいるでしょう
ビジネスフォン カールコードレスのメリットとデメリットを説明します
メリット:通常の多機能電話機(卓上電話機)のような使い勝手であり、更に持ち運びができる優れもの
Bluetoothの通信技術採用で電波も広範囲に届き、音質もきれいです
デメリット:多機能電話機よりも機器代金が高くなります
また、デジタルコードレスと比較すると、カールコードレスは電話機の受話器と同じサイズなので少々大き目です
スーツのポケットに入りますが、嵩張ります