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高機能で拡張性の高いNECビジネスフォンから最新機種としてAspire WX plusが登場
今までのAspire WXでは、AXモバイルリンクと、UNIVERGE どこでも内線サービスの2つでした
AXモバイルリンクはビジネスフォン主装置にライセンス登録を行い、スマートフォンから一度オフィスのAspire WXにアクセスし、そこから内線や外線に発信する方法です。
メリット:初期導入費用のみ、月額利用料不要
デメリット:疑似内線の為、通話料が発生します
UNIVERGE どこでも内線サービスは、NECのサーバーをインターネット経由することで内線化を実現、保留・転送などができるサービスです
メリット:データ通信可能環境下で利用可能
デメリット:モバイル端末1台毎に月額利用料が発生・導入まで数か月かかる
そして今回追加された
モバイル内線が「モバイル内線アダプタ「BX500」」です
モバイル内線アダプタ「BX500」はハードウェアで主装置と接続してモバイル内線を可能にするサービスです
メリット:BX500とAspire WX plusを連携させれば、当日からモバイル内線が可能
デメリット:BX500はハードウェアなので初期費用の機器代金が高額
Aspire WX plusとUNIVERGE BLUEが連携することで、ビジネスフォン・スマートフォン・パソコンがどこにいても効率的にコミュニケーションがとれるシステムです UNIVERGE BLUEのアプリを導入すれば、「PCのみで通話可能」「Web会議・チャットが可能」「ファイル共有が可能」になります
Aspire WX plusでは、テレワークの環境が簡単にできるようになっております
SIMを搭載したNEC高機能ルーターNIVERGE WAシリーズを自宅に持ち帰れば、会社の電話番号での発着信が可能です
ルーターNIVERGE WAシリーズからLANケーブルでIP多機能電話機(DT900)へ接続する事で会社と同じ環境下でテレワークが可能です
フリーダイヤルとは「0120」「0800」から始まる番号で、通話料金を契約者(着信側)が負担する、通話料無料サービスです
①NTTコミュニケーションズ
②楽天コミュニケーションズ
③Softbank
④KDDI
フリーダイヤル開通までの手順
通信各社へ申し込む
・番号取得
フリーダイヤルの番号は選べないか?とよく質問があります。 番号選択は可能です
通信各社が何個か番号候補を出してくれますので、その中から選択できます。 どうしても取得したい希望番号があれば相談してみてください
既に使っている番号や、余程の良番でなければ取得可能です
・運用方法の決定
フリーダイヤルを着信させる固定番号 0120番号はバーチャルの番号となるので、どの固定電話番号へ着信させるか決定させます
・発信地域指定
着信させる地域を決定します
〇〇県と隣の〇〇県だけ着信させて、その他の地域では商圏外だから着信させず、予め通信各社で用意している ガイダンスを流すことで契約者側の負担を減らします
・携帯電話からの着信設定
固定電話番号からだけ着信させるか、携帯電話番号からも着信させるか、決定します
・開通工事
おおよそ、7日程度で開通します
開通工事は、局内工事となりますので開通日当日、自動的に繋がります
・ビジネスフォン着信設定
ビジネスフォン電話機の、どのボタン(キー)へ着信させるか設定します
ボタン出しすることで、通常着信か、フリーダイヤルからの着信か、着信時に判断できます。 この設定にはビジネスフォン主装置に工事技術者によるデータ設定が必要となります
・ビジネスフォンでフリーダイヤル番号を発信
相手側に発信する際に「0120」の番号で通知したい場合、固定番号を契約している通信各社のサービス 特定番号通知機能を使います(月額110円) これによりビジネスフォンから発信した時に、相手側へフリーダイヤル番号が通知されます
コードレス電話機の仕組み
ビジネスフォンで利用するコードレスは、主装置とアンテナを有線で接続し、コードレスへ電波を飛ばすことにより、無線で使用可能となります。
コードレスはアンテナとコードレス電話機を1対1で接続する方式と、アンテナ1機に対して、コードレス電話機を複数台接続する方式の2種類あります。
・アナログコードレス
380MHz電波方式で、一般的に家庭用電話機などでも使われているコードレスです。
特徴として、壁やガラスなどの障害物を避けアンテナから50~70m程度離れた場所でも電波が届きます。
ただし、音質に関してはデジタルコードレスやDECTコードレスと比較すると余り良くないです。
・デジタルコードレス
2.4GHz電波方式で、現在のビジネスフォンでは主流です。
デジタルコードレスは、1つのアンテナから複数台のコードレス電話機へ接続可能な為、アンテナ機器のコスト削減や設置工事費の削減になります。
音質は非常にクリアで、固定型の多機能電話機と引けを取らないほど良いです。
電波に関して理論値で100mなどカタログや資料には記載がありますが実際は30-50m程度と考えたほうが良いでしょう。
・DECTコードレス
1.9GHz電波方式で、コードレスの中で一番電波干渉せず、音質も非常にクリアです。
正式には「Digital Enhanced Cordless Telecommunications」です。
DECTコードレスはアンテナとコードレス電話機を1対1で接続する方式で、次世代コードレスの位置づけですのでこれからビジネスフォンで子機を使用する場合はDECTコードレスが増えてきます。
・カールコードレス
Bluetooth電波方式で、多機能電話機と受話器を繋ぐコードが無く、受話器本体がBluetoothの通信でコードレスとなります。
カールコードレスは置き型の多機能電話機として利用もでき、席から離れて通話するコードレス電話機としても利用できる優れたコードレス電話機です。
ただし、購入価格に関しては通常の多機能電話機の倍近くになりますので、使用用途に応じて検討が必要です。
NTTビジネスフォン コードレス
ACL-SET-<1> アナログコードレス 1対1で接続します
DCL-S<1>CS-<1><M> CS1マスターアンテナ 最大1台までデジタルコードレスが接続できます
DCL-S<1>CS-<1><S> CS1スレーブアンテナ マスターアンテナと接続し最大2台までデジタルコードレスが接続できます
DCL-S<3>CS-<1><M> CS3マスターアンテナ 最大3台までデジタルコードレスが接続できます
DCL-S<3>CS-<1><S> CS3スレーブアンテナ マスターアンテナと接続し最大6台までデジタルコードレスが接続できます
DCL-PS-<1><K> デジタルコードレス CSアンテナと接続するコードレス電話機です
<24>CCLSTEL-<1> カールコードレス電話機
SAXAビジネスフォン コードレス
WS805 DECT式 コードレス電話機 1対1で接続します
DC600 デジタルコードレス電話機 1対1で接続します
CL825 カールコードレス電話機
NECビジネスフォン コードレス
IP8D-SZCL-3セット シングルゾーン デジタルコードレス電話機 1対1で接続します
CS-D2接続装置 マルチアンテナ 複数のデジタルコードレスを接続します
IP8D-8PS-3 マルチアンテナと接続するデジタルコードレス電話機です
DTZ-24BT-3D(WH)TEL カールコードレス電話機
既設ビジネスフォンにコードレス増設
現在ご利用中のビジネスフォンにコードレスを増設する場合は、次の確認が必要です
1対1のコードレスを増設する場合
①1対1の場合はビジネスフォン主装置の内線ユニットからアンテナを接続します。
内線ポートの空があるか確認が必要です
マルチアンテナの場合
②ビジネスフォン主装置にCSユニットが必要です。
CSユニットからアンテナへ接続しますので、CSユニットが実装されているか?ポートの空はあるか?
また、未実装の場合は主装置本体にユニットを挿入するスロットの空があるか?など確認します
増設コードレスの種類
③ビジネスフォンに収容するコードレスは、何でも付く訳ではありません。
各メーカー毎 各主装置の型番により、接続可能なアンテナとコードレスの種類があります。
この判断は電話工事業者へ問い合わせをしましょう。
アンテナは主装置から接続し設置しますが、コードレスを使用する想定エリアにて見通しの良い場所を選ぶのがポイントです。
20坪程度でワンフロア等の比較的狭い範囲で使用する場合は、主装置の上に設置しても問題ないですが、20坪以上で障害物が多いエリアや広範囲に及ぶ工場や店舗などでは、天井に設置するのがベストです。
主装置から点検口などを通じて天井配線を行い、コードレスの使用エリアの中央に設置します。
電波が届く範囲なら、持ち運びが可能で移動しながら通話ができます。
アンテナの位置さえ移動しなければ、レイアウト変更時に電話機の移動がなく、容易に対応が可能です。
コードレス電話機本体が小さくポケットにも入るので、オフィス・工場・幼稚園など様々な場所で活躍します。
多機能電話機の18ボタンや24ボタンと比べ、デジタルコードレスは6か8ボタンと数が少なく、外線ボタンの割付設定が個別に必要となります。
例えば10番号あった場合、デジタルコードレスのボタン数は6か8なので、6番号か8番号しか、ボタンへ設定することができませんので、全ての番号で発信や鳴動させることができません。
また、コードレス電話機は、多機能電話機と比較し着信が遅延します。イメージとして多機能電話機が1~2コール鳴った後に、コードレス電話機が鳴動します。
着信後、すぐに電話を取り通話したい場合、コードレス電話機は不向きです
購入コストに関しては、置き型の多機能電話機より2倍程度高くなりますので使用用途によってコードレス電話機が必要か検討することが必要です
NTT・SAXA・OKI・NEC・日立・NAKAYO・岩通・パナソニックがあり、国内ではこの8社のビジネスフォンが多く導入されております。 ビジネスフォンメーカー毎に主装置の構成・電話機の種類・標準機能・オプション機能・価格など特徴があります。 各メーカーの特徴やビジネスフォンに対する考え方など、特徴を知った上で自社のスタイルにあったビジネスフォン選びを行うのも重要なポイントになります 。それではビジネスフォンメーカー毎の特徴をご説明します。
ビジネスフォン業界NO,1シェアを誇るNTTブランド。小規模から大規模までラインナップされており小~中規模事業者向けは電話機1〜40台まで、中~大規模事業者向けは 電話機40〜576台まで対応しております。
NTTビジネスフォンでは主装置が大中小とクラス分けしており、大規模はLクラス~576台・中規模はMクラス~40台・小規模はSクラス~10台で構成してます。
NTTではTEN番号方式を採用しており、主装置から接続される配線のTEN番号と電話機のTEN番号は同じでなければ作動しない方式です。
ビジネスフォン業界唯一TEN方式を採用しているのはNTTビジネスフォンとなります。
製造:業界NO,1シェアながら、NTTはビジネスフォンの製造は行っておりません。製造は他ビジネスフォンメーカーへ依頼し、製造する為NTTとしては販売のみとなります。
SAXAビジネスフォン最大の特徴は、コストパフォーマンスが高く、高機能がデフォルトで実装されている優れたビジネスフォンです。
他メーカーでは主装置に搭載する内線ユニット・単体電話機ユニットは別売りで各々購入が必要ですが、SAXAはこれらのユニットが初実装で搭載されております。
機能面に関しても、デフォルトで留守番電話機能・お待たせ機能・通話録音機能・リモートコールバック機能・セーフティー機能・スマホ内線機能(初期2台まで)があり、主装置の設定次第でカスタマイズが可能です。
製造:SAXAはビジネスフォンの開発から製造、さらにOEM提供まで行っているパイオニア的存在です。
OKIは今まで、販売特約店の工事業者のみ設定できるIPstageを主力で販売しておりましたが、、IPstageは2014年に販売終了によりCrosCoreシリーズを販売したところ飛躍的に導入数が増えております。
CrosCoreはSAXAビジネスフォン PLATIAのOEM商品となり多くのエンジニアが設定できるようになりました。
CrosCoreシリーズはコストパフォーマンスに優れており、初実装で内線ユニット・単体電話機ユニットが搭載されている、ユニット購入コストの削減ができます。
NECのビジネスフォンは拡張性が高く1つの主装置で会社規模の成長に合わせ、大規模まで拡張ができるビジネスフォンです。
AspireXの発売より現在のAspireWXまで累計50万のシステムを販売、多くの企業で導入されております。
NECは他メーカーと比較し、ライセンスシステムを導入、電話回線や電話機の増設時に必要に応じてライセンスを購入する事で主装置を買い替えることなく拡張ができます。
機能は、留守番電話・お待たせ機能・通話録音・スマホ内線・IVR機能・ACD機能など他には無い高機能で大変優れており、さらに拠点間をVPN接続し、ビジネスフォン接続することで拠点間の内線通話が可能なネットワーキング機能もあります。
日立integralシリーズは比較的簡単に構築可能な「簡易IVR」があり小規模からコールセンターのような運用も可能なビジネスフォンです。
また、4つのSmart機能があり、電話機本体がスタイリッシュなデザイン・着信対応が自動分配される・スマートフォンが内線となり連携可能・各通信事業者のサービスに対応と、Smartビジネスフォンを目指しております。
NAKAYO(ナカヨ)と聞いて、メーカー名では余り耳にしたことがない方が多いと思います。NAKAYO(ナカヨ)は大手メーカーと比較し、知名度こそ低いものの低価格でシンプルなビジネスフォンです。シンプルデザインなので、表示が見やすくボタンも押しやすい事から介護業界や宿泊業界で導入も多く見られます。
また、NAKAYO(ナカヨ)ビジネスフォンは日立ビジネスフォンとOEM関係にあり、型番や型式こそ異なるものの電話機や主装置のデザインは同じとなります。
各メーカーと比較し岩通(岩崎通信機)は独自路線を進むビジネスフォンです。
時代に合わせたFrespecを発売、4つのフリー機能を確立させ、フリーコードレス・フリーアクセス・フリーコンビネーション・フリースタイルといった、新しい働き方改革を実現しオフィスとワークスタイルの自由化を目指しております。
その他、環境にも考慮し業務時間外に消費電力を減らす為のエコモードも搭載したハイスペックなビジネスフォンです。
多くの家庭用電話機も発売しているパナソニック。電話機と聞いて一番馴染みがあるのではないかと思います。
そのパナソニックは業務用のビジネスフォンも販売しており、現在はIP OFFICEシリーズになります。
IP OFFICEでは、電話機の接続台数に応じて主装置をS・M・Xと3つのクラスに分けており、規模に応じた合理的なビジネスフォンの導入が可能です。
税法で定められた法定耐用年数は6年となり、これは減価償却資産扱いになります
減価償却資産はビジネスフォンの購入代金を6年間に渡り分割して経費計上する仕組みとなります
したがって、ビジネスフォン導入時のリースも6年で契約する事が多くなります
そして、メーカー側の部品保有期限は7年となり、法定耐用年数に近い形です。
万が一の故障を考え、部品保有期限内でビジネスフォンを使用したい場合は6~7年で買い替え時期となります
上記で法定耐用年数を説明しましたが、実際にビジネスフォンの寿命はどれ位?
一般的に10年~15年は使用できます。
・主装置内部 ユニットの故障
ビジネスフォンのユニットは、大まかにCPU・外線ユニット・内線ユニットの3つで構成されてます。
CPUはCentral Processing Unitの略で受け取ったデータを指示する役割、外線ユニットは外線を発着信させる・内線ユニットは各電話機へ接続します
これらのユニット1つでも故障するとビジネスフォンは機能しません。
・電話機の液晶が映らない
電話機のディスプレイに文字が表示されない、薄くなる場合ディスプレイの故障が原因の場合があります
経年劣化による電話機内部の接続部分による故障や、日本特有の「梅雨の時期」です。
梅雨の時期は湿気が多く、5月から7月前半までディスプレイの故障が多発します。
また、電話機の液晶が映らない原因として配線不良も考えられます
主装置から電話機へ接続している電話ケーブルの劣化や断線をしている場合があります。
断線しかかっている場合は、液晶が消えたり点いたりします。
この症状の場合は電話工事会社に訪問してもらい点検を行いましょう。
・電話回線契約変更に伴う買い替え
少し前のビジネスフォンは、アナログ回線・ISDN回線を契約し外線として使用しておりました
最近ではひかり電話が主流で、基本料金・通話料金共にコスト削減ができます。
現在のビジネスフォンがひかり電話非対応の場合買い替えのタイミングとなります
・電話機増設に伴う買い替え
ビジネスフォン主装置内部に搭載されている、内線ユニットの容量によって電話機接続台数の上限があります。
上限を超えてしまうと、電話機を増やすことができない為、ビジネスフォンのスペックを大型タイプに変更する必要があり買い替え時期となります。
現在ご利用中のビジネスフォンメーカー・機種の後継機種をご案内します
NTTビジネスフォンの場合 | ||
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新品へ買い替え | ||
NTTαGX | → | NTTαZX |
NTTαNX | ||
NTTαNX2 | ||
NTTαA1 |
中古へ買い替え | ||
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NTTαGX | → | NTTαNX2 |
NTTαNX | → | NTTαNX2 |
NTTαNX2 | → | NTTαN1 |
NTTαA1 | → | NTTαN1 |
SAXAビジネスフォンの場合 | ||
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新品へ買い替え | ||
GT500 | → | PLATIA2 |
UT700 | ||
HM700 | ||
PLATIA |
中古へ買い替え | ||
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GT500 | → | PLATIA |
UT700 | ||
HM700 | ||
PLATIA |
NECビジネスフォンの場合 | ||
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新品へ買い替え | ||
Aspire | → | AspireWX |
AspireX | ||
AspireUX |
中古へ買い替え | ||
---|---|---|
Aspire | → | AspireUX |
AspireX | → | AspireUX |
AspireUX | → |
AspireWX |