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UPS(Uninterruptible Power Supply)とは無停電電源装置で停電時に電力の供給が途絶えてもUPS経由で接続機器へ電力を供給する電源装置です
ここでは、突然の停電時に強制的なシャットダウンを防ぐためにビジネスフォンとUPSの正しい接続方法を解説します
停電には3つの種類があり、瞬低・瞬停・停電です
瞬低・瞬停は1/1000秒よりも速いスピードで供給停止、停電は数分から数時間と電力会社に応じて電力が止まります
ビジネスフォンは通信機器であり、精密機械です
電力を流すことでビジネスフォンは動作しておりCPUも搭載されております
パソコンでもあるように、強制終了した場合に再起動すると正常に起動せずエラーを起こす事があります
さらに、パソコン内のデータが消えてしまったなどの事例も聞きます
ビジネスフォンも同様で、突然の停電により主装置に設定していたデータが消え、正常動作しないこともあります
ビジネスフォンが正常稼働するまでの「復旧時間がかかり過ぎる」と電話の着信は受けられない、発信も不可となり、機会損失にも繋がります
さらに、光回線を主装置経由で接続している場合は、インターネット接続もできずお手上げ状態です
(光回線と主装置の接続図)
このような緊急事態時に最低限の回避方法があります
①電話の着信に関して
NTTのオプションサービスで「ボイスワープ」があり、事前に「リモートコントロール設定」を行っておけば、スマートフォンなどからリモートで転送設定が可能です
この設定によりスマートフォンなどへ一時的に転送ができますので、電話を着信させる事ができます
※リモートコントロール設定の際事前に転送先の登録が必要です
②電話の発信に関して
停電時ビジネスフォン収容番号での発信は不可です
発信番号を気にしなければスマートフォンや携帯電話から発信します
③インターネット接続に関して
停電時、スマートフォンでテザリング機能を使い、インターネット環境を作りパソコンへ接続します
ビジネスフォンはデータが消えた際に、一からデータを設定するのは時間が掛かりすぎる為、事前に主装置のバックアップデータを取得しておくことをおすすめします
ビジネスフォンのバックアップデータ取得はメーカーが提供する技術者向けの専用ソフトが必要なので、電話工事会社へ依頼しましょう
実は最近のビジネスフォンには主装置内部にバックアップバッテリーを搭載しております
バッテリーは2種類あり、電池パック式バッテリーと、コイン式のリチウム電池があります
電池パック式バッテリーは主装置本体に搭載されており、5分程度電源が落ちないようにします
コイン式のリチウム電池は主装置内部のCPUにあり、主装置のデータを守る役割をします
これらにより、停電時でもビジネスフォンは5分程度なら使用可能です
しかし実際に停電が5分以内で終われば良いですが、長引くことが多い為、この5分以内に「正しいシャットダウンを行い」データ破損を防ぎます
前項で述べたように、ビジネスフォン主装置内部のバッテリーでは停電時に5分程度しか持ちません
そこでUPSの登場です
通常はビジネスフォン主装置と電源を直接接続しますが、UPSを使った接続方法は次の通りです
「電源→UPS→ビジネスフォン」
UPSのスペックにもよって異なりますがUPSを挟むことにより、停電時でもビジネスフォンは20分~40分程度使用が可能となります
これでビジネスフォンはUPS接続で停電時でも使用可能となりましたが、重要なポイントがあります
ひかり電話収容時、NTT終端装置「ONU」も停電時に落ちてしまいます
さらに、ルーターも電源の供給がなければインターネットの使用が出来なくなります
UPSを設置する場合は「ビジネスフォン・ONU・ルーターの3つをセット」で接続を行いましょう
UPSにもメーカー多くあり、機種も様々です
ここで、ビジネスフォンに接続するおすすめUPSを2つご紹介します
①APC Smart-UPS 750 LCD 100V
メーカー希望価格:オープン価格
ラインインタラクティブ方式を用いた無停電電源装置です
突然の停電時などの場合にパソコンやその他ネットワーク機器に電源を供給するので、データ消失等のリスクを低減することが可能です
直感的操作が可能な液晶ディスプレイ
日本語表記に対応した液晶ディスプレイと操作ボタンを搭載。本体操作により、UPSの設定や管理が行えます
長寿命バッテリー (バッテリー寿命:4~6年)
バッテリーの受電管理機能により長寿命を実現。また、システムを止めることなく、バッテリー交換可能なホットスワップに対応
引用 https://www.apc.com/jp/ja/product/SMT750J/apc-smartups-750-lcd-100v/
②NAKAYO 無停電電源装置 UPS-LiB360N リチウムイオンバッテリー
メーカー希望価格:オープン価格
ビジネスホン・ルーター・ONU等に最適なUPS
小さく、軽く、長寿命
災害等の停電時にも電話・インターネット等が使用できます
シャットダウン機能
停電時もPCやNASを安全にシャットダウンさせることができます。
(本体の出力6口全ての電源供給が止まりますので、ご注意ください)
コールドスタート機能搭載
停電時やAC電源が無い状態でも、単独で起動し、蓄電池として使用が可能です
引用 https://www.nakayo.co.jp/product/ups-lib360n/index.html
数あるUPSの中、ビジネスフォン設置業者が接続するUPSは上記2つが圧倒的に多いです
参考までにUPSの主要メーカーは次の通りです
オムロン OMRON
ナカヨ
APC エーピーシー
ユタカ電機製作所)
サンワサプライ SANWA SUPPLY
オウルテック Owltech
CyberPower サイバーパワー
NTT
パワーコム
東京硝子器械
マッキー MACKIE
アスク ASK
シチズン・システムズ
オムロンソーシアルソリューションズ
一昔前、ビジネスフォンに収容する電話回線はメタル回線でアナログ回線・INS回線が主流でした
昨今はひかり電話が主流となり、メタル回線と比較し基本料金・通話料金共に大幅に安くなってます
ここでは、現在契約中のメタル回線からひかり電話へ同番移行しビジネスフォンへ収容する手順と注意点を解説します
最大のメリットは、基本料金・通話料金の安さになります
■メタル回線の場合
INS回線2契約・アナログ回線1契約時の例です
INS回線は同時通話数が2chなので、2本契約で4ch通話をビジネスフォンへ収容
アナログ回線は1chとなりFAXへ単独収容
<<事務用>>
INSネット64・ライトプラン 月額:3,530円×2=7,060円
アナログ回線ライトプラン 月額:2,750円
メタル回線合計基本料金:9,810円 となります
■ひかり電話の場合
メタル回線と同条件でひかり電話へ移行した場合の料金です
ひかり電話オフィスタイプ
基本料金:3ch1番号 1,300円
複数チャンネル:1ch 400円×2=800円
追加番号:1番号 100円
ひかり電話合計基本料金:2,200円
メタル回線と比較し、月額7,610円のコスト削減となります
(年間91,320円の削減)
基本料金は月額7,610円のコスト削減にプラスして、ひかり電話の通話料は固定電話へ発信した場合8円/3分と安くなってますので通話料金の削減にもなります
まずは、現在、回線事業者と契約しているメタル回線の確認を行います
確認事項として下記となります
・アナログ回線かINS回線か確認する:NTTの請求書に契約内容の記載があります
・電話番号を確認する:現在保有している電話番号・FAX番号を全て確認します。ご自身で全て正確に把握されていれば問題ないですが、
NTT請求書に記載の無い、iナンバー追加番号やDI(ダイヤルイン)番号などがあります
念の為NTT116へ電話し、契約番号全てを確認することが大事です
現状、アナログ回線やINS回線で何に接続されているか正確に確認します
使用用途としてビジネスフォン収容の電話番号なのか、FAX番号なのか、把握します
さらに、警備などの契約をしている場合、警備端末へ接続している電話番号やCAT回線用の番号なども調べます
警備に関しては、事前に警備会社へ連絡し、現在メタル回線からひかり電話へ移行するが、問題ないか確認します
警備端末によって、アナログ回線やINS回線のみ接続可能な機器もあります
現在ビジネスフォンでメタル回線を収容しているのであれば、主装置には外線収容ユニットと呼ばれるCOIユニット(アナログユニット)BRIユニット(INSユニット)が入っております
ひかり電話へ移行するならば、主装置に「ひかり電話直収ユニット」が必要です
ここ数年で普及したひかり電話なので、ビジネスフォンが古い場合は「ひかり電話に対応していない」場合があるので事前に確認が必要となります
ご自身では判断がつかない場合はビジネスフォン販売店や電話工事業者へ確認しましょう
NTT116へ連絡し、現状のメタル回線から、ひかり電話へ移行する旨を伝えます
既契約中のフレッツ光のONUへ移行するケースがほとんどなので、ONU機器に記載してあるCAF番号を控えておきます
そして移行する電話番号・ch数・ナンバーディスプレイ等のオプションの有無など申し込みを行い、工事日が決定します
既契約のONUへ番号移行の場合は「出合い工事」と呼ばれ、NTTから指示があった「出合い先番号」へ電話すれば自動的に切り替わります
切替当日は、電話を止めても良い時間帯を選びます
ただし、NTTの出合い工事窓口は9:00~17:00までとなりますので、その時間内に行います
一番多い時間帯は、比較的電話の少ない12:00~13:00です
ひかり電話への切り替え最中はビジネスフォン主装置のユニット差替えや、「ひかり電話直収ユニット」へのデータ設定が必要となり、おおよそ30分程度電話が止まります
突然ビジネスフォンで通話中に雑音(ノイズ)が入るようになってしまった場合、ビジネスフォンの故障か配線不良(障害)の場合があります
ここでは雑音(ノイズ)が入ってしまった場合の原因と対処方法を解説します
ビジネスフォン通話中に雑音(ノイズ)が入ってしまうと、相手側の声が聞こえずらかったり、ご自身の会話が正常に伝わらない可能性があります
何故、雑音(ノイズ)が入るかビジネスフォンの構造から原因・対処方法まで説明しますので、ぜひお役立てください
ビジネスフォンは複数の電話回線と電話機を接続する業務用電話機です
電話回線をビジネスフォン主装置の外線ユニットへ収容し、内線ユニットから「電話線」でローゼットへ繋ぎ、キヒモ(機ヒモ)で多機能電話機へ接続されます
このビジネスフォンの構造を考えると雑音(ノイズ)が入る要因が何ヵ所あるか想像してみてください
一つ一つ分けると、「電話回線」「主装置」「ユニット」「電話線」「ローゼット」「キヒモ」「電話機」となり、これら全てが雑音(ノイズ)が入る可能性があるものです
①電話回線が原因で雑音(ノイズ)
電話回線業者が提供するサービスで、電話回線はアナログ回線・ISDN回線・ひかり電話となり、これらは建物(オフィスや店舗・工場)の外から内部へ配線されております
この電話回線が屋外のどこかで断線・劣化している可能性があるので電話回線業者の修理受付に連絡します
②主装置・ユニットが原因で雑音(ノイズ)
電話回線を収容し、各ローゼットまで接続する主装置及びユニットですが、主装置内部にはCCPUがありビジネスフォンをどの様に動かすかは全てCCPUから指令を出します
さらに内線ユニットが実装されてますので、ユニットの故障やポート不良も考えられます
③電話配線・ローゼットが原因で雑音(ノイズ)
内線ユニットから配線されている、「電話線」の断線・劣化が考えられます。断線に至ってない場合でも、「電話線の折れ・潰れ」などでも雑音(ノイズ)が入ります
電話線からローゼットへ入りますが、このローゼットの故障や配線が外れている、接触不良が原因の事もあります
④通話音量が大きくて雑音(ノイズ)
通話音量・ボリュームを設定する箇所は2つあり、1つはビジネスフォン主装置設定で音量を決める、もう1つは電話機操作(通話中に音量の上げ下げ)です
通話音量が適正でなく、大き過ぎてしまう場合、雑音(ノイズ)が入る原因となります
雑音(ノイズ)は特定の電話機1台で発生しているか、複数の電話機で発生しているかが原因切り分けの要となります
1台で雑音(ノイズ)が入る場合の対処方法
・電話機の音量を下げてみる
・キヒモ(機ヒモ)を交換してみる
・カールコードを交換してみる
複数台で雑音(ノイズ)が入る場合の対処方法
・ローゼットの再接続か交換
・主装置からの電話線引き直し
・主装置内部のユニット交換
電話回線業者へ連絡する対処方法
・電話回線故障窓口へ連絡し、正常に通信しているか確認
・派遣してもらい目視で電話回線確認
雑音(ノイズ)の対処はご自身で出来る場合と、電話工事業者が訪問して施工する場合と2通りあります
まずは、正常な電話機と障害機を交換してみたり、キヒモ(機ヒモ)の抜き差しや交換など、簡単に出来る事から試してみましょう
それでも解決しない場合は電話工事業者へ依頼となります
1度買ってしまえば、5年~7年は使えるビジネスフォンですが、ビジネスフォン機器や電話工事の知識がなく、見積もりされた通りに契約を行っていませんか?
不必要な機器やユニットが入っていた事や、見積書に記載の機器が納品されなかったことなどありませんか?
ビジネスフォンが適正価格になっているか見分け方をご説明いたします
ビジネスフォンを購入する際かかる費用は、大きく分けて「機器代金」と「電話工事代金」となります
「機器代金」はビジネスフォン機器(主装置・ユニット・電話機)で、「電話工事代金」は実際にビジネスフォンを取り付けする費用です
多くの場合が、ビジネスフォン機器販売業者が電話機の設置まで行う為、「機器代金」と「電話工事代金」は同一業者へ支払います
ビジネスフォンは「主装置・ユニット・電話機」と3つの構成に分かれます
まず、主装置はメーカーによって仕様が異なりますがS・M・Lと電話回線収容本数と電話機の台数によってクラスが分けられます
電話機10台以下の設置ならば「Sクラス」となりますが、この台数に対し「Lクラス」の御見積りになっていることがあります
クラスが上がることで「購入金額は倍以上」となる為、実際に接続する台数と見合った主装置のクラスか判断します
ユニットに関しては「要注意」です
ビジネスフォン主装置内部に実装されるユニットですが、実際、電話工事の時に「何のユニットを実装したか」「見積書記載のユニットなのか」見てませんよね?
特にユニットの型番は「8ESI」や「2SLI」など素人には判断できない名称となってます
「8ESI」は8台分の電話機が接続出来る内線ユニットです
「2SLI」は2台分の単体電話機(受付電話機)やFAXが収容できるユニットです
電話機の台数や単体電話機の接続数とユニット構成が適正なのか、1つ1つ判断していきます
電話機は単純で、「設置する電話機の台数」があっているかを確認するだけです
ただコードレスなどを使用する場合は、コードレスに電波を飛ばす「CSアンテナ」がありますので、見積書の台数分CSアンテナが設置されてるか確認しましょう
ビジネスフォンを購入する場合、まず見積書を確認すると思いますが、その見積書の見方について説明します
ビジネスフォンの見積書は「機器代金」と「電話工事代金」の2つに分かれます
下記は見積書明細の例です
主装置-S:説明(Sクラス主装置本体です)
主装置据置用品:説明(主装置の足です)
停電用バッテリー:説明(主装置に内蔵する停電バッテリーです)
4BRU:説明(ひかり電話を4chまで収容できる外線ユニットです)
10SU(電話機を10台まで接続できる内線ユニットです)
SLU(FAXや受付電話機などを2台まで接続できる単体電話機ユニットです)
多機能電話機18ボタン(W):説明(18個のボタンがある白い多機能電話機です)
いかがでしょうか?
10SUだけ記載があっても、どの様に必要なユニットか分かりません
10SUとは、10スターユニットの略で電話機を10台まで接続できる内線ユニットとなります
このような説明書きがあれば、本当に必要なユニットなのかご自身でも判断できます
不明なユニットやライセンスなどあれば必ず販売店に用途を確認しましょう
続いて電話工事です
「ビジネスフォン取付工事一式」と見積書に記載がある場合は要注意です
通常ならば、下記の内訳があります
派遣費:説明(交通費や近隣駐車場代です)
主装置設置・設定:説明(主装置を設置して外線と電話機が使えるようにデータ設定します)
留守番電話設定:説明(オプション設定費用です)
電話機設置×台数:説明(設置費用1台いくらなのか記載があります)
FAX内線収容×台数:説明(設置費用1台いくらなのか記載があります)
部材費:説明(新設工事の場合、電話配線代やローゼットなどに掛かるケーブル・部品費用です)
ビジネスフォン設置工事も何を何台取付して、何の設定をするかが正確に見積書に記載してないと、トラブルの原因になります
もし、「ビジネスフォン取付工事一式」だけだった場合は、必ず内訳を出してもらいましょう
従来の配線方式ではビジネスフォンから電話機までは、「電話線」で接続します
IP多機能電話機とは、ビジネスフォン主装置のVoIPユニットからLANケーブルで電話端末(IP多機能電話機)を接続するタイプの電話機です
ここではIP多機能電話機を設置するにあたり、必要なLAN環境・給電HUB(PoEHUB)・AC電源の解説をします
従来ビジネスフォンの配線は、主装置から電話機まで電話線で繋がっておりますがIP多機能電話機は、電話線が不要となり、代わりにLANケーブルを用いて電話機へ接続します
ただ単に「電話線」が「LANケーブル」に変わるだけなのか?
いえ、IP多機能電話機を使うメリットもデメリットもありますのでご説明します
①IP多機能電話機を使うメリット
(1)電話機の内線番号が固定:通常の多機能電話機は、電話線に内線番号が設定されており、該当の配線にどの電話機を差しても同じ内線番号で立ち上がります
IP多機能電話機は、電話機本体に内線番号の設定が可能な為、どのLAN配線に接続しても同じ内線番号です
したがって、席の移動やオフィス内のレイアウト変更を行った際でも、ご自身のIP多機能電話機を移動させれば内線番号が変わらず電話機の使用が可能です
(2)ネットワーク統合で配線がスッキリ:IP多機能電話機にはLANポートが2つあり、「LAN」「PC」と表記されております
IP多機能電話機までLANケーブルで接続されておりますので、「PCポート」からパソコンへ接続する事が可能で、ネットワーク用のLAN配線と、電話線が不要となり、オフィス内の配線はLANケーブル1本で綺麗に纏まります
LANインタフェース:2ポート、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T
ネットワーク統合の場合は同一のLANケーブルから音声とネットワーク通信が同時に流れますので、PoEHUBへQoS・VLAN設定し、各々の通信を分けることをおすすめします
QoS:ToS(IP Precedence、Diffserv)
VLAN:TagVLAN(IEEE802.1Q/p)
(3)IP多機能電話機は給電方式:LANケーブルは電力を供給しない為、電力は「PoEHUB」か「ACアダプター」で電話機へ接続します
「PoEHUB」は通常のネットワークHUB同様にデスクの島へ配置し、各IP電話機までLANケーブルで接続、「ACアダプター」はIP電話機毎個別に繋ぎます
センター給電:IEEE802.3at Type1式
ローカル給電時:ACアダプタ
(4)ESIユニットが不要:IP多機能電話機はLANケーブルで接続されているので、ESI(内線)ユニットが不要となり、購入コストの削減ができます
②IP多機能電話機を使うデメリット
(1)障害時の対応:IP多機能電話機からパソコンまで1本のLANケーブルで接続されており、断線などの障害時に電話・インターネット共に切断され業務に支障が出る場合があります
また、PoEHUBもしくはACアダプターから給電を行う為、停電時は電力が供給されずIP多機能電話機の使用ができません
ネットワーク統合せず、電話用のLANと、インターネット用のLANを分けておくのも一つの手段です
(2)通信機器が高額:IP多機能電話機を給電させる為に、「PoEHUB」から接続しますが、このPoEHUBは10~20万円程度します
ネットワーク統合や内線番号が変わらなく移動できる利便性もありますが、購入コストが高くなるデメリットもあります