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NECビジネスフォンでは、コードレス電話機の8ボタンシングルゾーンコードレスを2023年2月28日付けで「販売及び製造中止」することを発表しました
販売及び製造中止理由として、世界的な半導体の需要急増や、入手困難部品があり製造・供給が困難になった為です
シングルゾーンコードレスとは、子機とCSアンテナを1対1で運用するコードレス電話機です
特徴として主装置に実装するCSユニットは「不要」でESIユニット(内線電話機ユニット)のポートから接続が可能です
オフィスに1台だけコードレスが必要な場合などはとても便利なコードレスです
8ボタンシングルゾーンコードレスの型式
AspireWX plus/AspireWX用:IP8D-SZCL-3 SET
AspireUX用:IP3D-SZCL-2SET
AspireX用:IP3D-SZCL-2SET
8ボタンシングルゾーンコードレス電話機「販売及び製造中止」になり、コードレスを導入する場合はどうすれば良いでしょうか?
①主装置に実装するCSユニット、IP8D-2CSIU-A1やIP8D-4CSIU-A1が必要。2CSは2台までアンテナが接続可能、4CSは4台まで接続可能です
②マルチゾーンコードレスアンテナ、IP5D-CS-D2が必要です
③マルチゾーンデジタルコードレス電話機、IP8D-8PS-3が必要です
メリット:マルチゾーンは、シングルゾーンと比べ複数のコードレス電話機が登録できます
コードレス電話機が1台以上必要な場合は便利です
デメリット:シングルゾーンは今まで、ESIポートからの接続でしたが、マルチゾーンは主装置へCSユニットの実装が必要です
主装置本体のスロットに空きがあれば良いですが、無い場合は主装置の架を足さなければなりません
そうなると架の機器代金も必要となってきます
シングルゾーン・マルチゾーン 購入コストの比較
※定価ベースの比較です
シングルゾーンコードレス:IP8DSZCL 3SET 8ボタンシングルゾーンコードレス電話機 106,900円
マルチゾーンコードレス:IP8D2CSIU A1 2回路 CS接続ユニット 95,000円
IP5DCSD2 セツゾクソウチCS-D2 接続装置 96,800円
IP8D8PS-3 8ボタンデジタルコードレス電話機 55,800円
合計:247,600円
いかがでしょうか?
シングルゾーンコードレスは106,900円、マルチゾーンコードレスは247,600円と140,700円の差があります
導入ケースによって異なりますが、シングルゾーンコードレスが販売及び製造中止になることにより、コードレス導入コストが高くなります
代替え案として、カールコードレスDTZ 24BT 3D (WH) TEL 定価 164,600円なども検討しましょう
工場や倉庫、遊技場でもビジネスフォンを使っているケースがあります
室内の空間が広ければ広いほど自分の近くに電話機があれば便利ですが、一人一台といった具合に配置されないのが実情です
また、デスクが無い事が多く電話機は要所要所へ壁掛けされています
騒音や、大きな音の出る場所では電話が鳴った時着信音が聞こえない事があります
これでは、誰も気が付かず電話として機能しません
ここでは、このような「電話が鳴っている」事を気付かせる方法を解説します
騒音の大きい、工場や倉庫、遊技場で着信音を気が付かせる為には、ビジネスフォン電話機の着信音を大きくしたり、主装置とコールスピーカーを接続し構内放送で呼び出す方法があります
想像してみてください、工場でドリルを使った作業の騒音・遊技場のパチンコ屋で大音量の音楽や、出玉音等で着信音や構内放送が聞こえるでしょうか?
この状況では周りの騒音が大き過ぎて電話に気が付きません
そこで登場するのが、ストロボリンガーです
最近ではLED対応のストロボリンガーがあります
ストロボリンガーはビジネスフォンの着信を「音」と「光」でお知らせする優れものです
「音」に関しては、騒音で消されてしまう場合がありますが、「光」は「ピカッ、ピカッ」と、点滅し光るので目で着信に気が付きます
ストロボリンガーは呼び出し信号検知終了後、約15秒間製品が動作するのが特徴です
ストロボリンガー本体の電源はACアダプターから供給されます
ビジネスフォン電話機との接続方法は、電話機本体のスピーカー部分にセンサーを貼り付けるだけと簡単です
仕組みは着信後、電話機スピーカーの振動で、着信音を検知し信号をストロボリンガーへ送ることにより作動します
「音」と「光」でお知らせするストロボリンガーですが、低い位置に取付しても「光」が届かず気が付きません
作業している方の目線に届く位置に設置するのがベストです
例えば工場の柱や、店舗の壁面などになります
ただ、ストロボリンガーはACアダプターによって電力が供給される為、近くに電源があることが条件です
設置したい場所に電源が無い場合は、別途電気工事を依頼し、電源の増設をするか、既設の電源から延長コードなどで配線し設置します
コールセンターなどで導入されているオートアテンダントとは、ビジネスフォン主装置で設定した電話番号が着信した際に、自動でガイダンスを流して該当部署へナビゲートする事で、的確な担当者へ電話を直接繋ぎ、業務効率化を図る機能です
また、オートアテンダントはIVR(Interactive Voice Response)の略語で自動音声応答です
IVR(自動音声応答)とは、電話着信時に音声を流し、発信者がガイダンスに沿って番号を操作し、直接担当部署へ繋ぐサービスです
よくあるIVRのガイダンスは、
「お電話ありがとうございます。こちらは〇〇株式会社です、自動音声にてご案内しております、音声案内に沿ってご希望のサービス番号を押してください」
「製品について新規購入の方は1を。製品をご利用中の方は2を。修理の方は3を。その他のご案内は4を。押してください」 です
皆さん配送会社の集荷受付や、銀行、コールセンターをはじめとする企業に電話した際に、このようなIVRガイダンスをお聞きになった事があると思います
これがIVR(自動音声応答)です
IVR(自動音声応答)を導入するメリットを解説します
①業務効率化
電話を受ける際、多くの場合が一次受けの方が対応後、担当者へ繋ぐケースだと思います
これでは一次受けの方がパンクしてしまいます
IVRを導入すれば、一次受けする担当者の手間を省き、直接担当者へ繋ぐことができます
(1)製品について新規購入の方は1を。新規で製品の購入を検討しているので、製品のプレゼンテーションを行える担当者へ直接繋ぐ
(2)製品をご利用中の方は2を。自社製品をご利用中で操作説明などの問い合わせが予測されるので、購入履歴や操作マニュアルの用意や、製品に詳しい方へ直接繋ぐ
(3)修理の方は3を。製品をご利用中で故障と思った方が問い合わせするので、故障か正常なのかの切り分け判断ができる、また、故障品を送ってもらうなど判断ができる担当者へ直接繋ぐ
(4)その他のご案内は4を。オールマイティーに自社の製品に関して対応できる方へ直接繋ぐ
このように、担当者へ直接電話を繋ぐ事によってスピーディー且つ、的確にお客様へご案内ができます
②お客様満足度の向上
お客様が問い合わせした際に、関係の無い部署が一次対応し、要件を伺う、さらに保留にして各担当者へ繋ぎ、ここでも要件を伺います
これでは、折角お問い合わせを頂いたのにお客様を待たせてしまったり、要件を何度も聞くことになります
IVRを使うことで、「電話の一次対応を省き」直接担当者へ繋ぐ事で、要件が完結し対応時間の短縮にもなりお客様満足度の向上へ繋がります
③コスト削減
IVR導入前は、一次対応する電話受付者がいて「ご自身の業務に関係ない事でも」電話対応しておりました
その為、業務を一時中断し、電話対応し各担当者を内線で呼び出し、要件を伝えるなど間接的な人件費がかかってます
IVRを導入した結果、一次受けの電話対応が無くなり、ご自身の業務に集中ができ、結果として業務効率化・残業時間の増加防止など人件費のコスト削減に繋がります
IVR(自動音声応答)と聞くと、大手企業やコールセンターが高額なシステムを導入しているイメージがあります
果たして、IVRを運用するにはどのような機器や設定が必要なのでしょうか?
答えは「IVR対応したビジネスフォン」です
下記で紹介するビジネスフォンは高額なシステム不要で「IVR」の構築が可能です
NECビジネスフォン
・AspireWX Plus
・AspireWX
・AspireUX
SAXAビジネスフォン
・PLATIA3
・PLATIA2
・PLATIA
IVR機能付きビジネスフォンの価格(目安)
新品ビジネスフォンの場合:電話機3台程度 約275,000円~
中古ビジネスフォンの場合:電話機3台程度 約90,000円~
※取付工事費・設定費は別途
ビジネスフォンのデフォルト機能でIVRを搭載してますので、主装置のデータ設定でIVR機能がご利用可能です
IVR設定費用:35,000円
※1階層の設定費用となります、2階層以上の設置は別途お問い合わせください
IVRの設定にはガイダンスの音声が必要となります。音声を吹き込んで頂く方のお立会いをお願いします
ビジネスフォンの現状構成が多機能電話機(卓上電話機)だけで、持ち運びに優れたコードレスもあったほうが便利と感じたことはありませんか?
しかし、コードレスを導入するとなれば、CSユニットの追加・CS(アンテナ)の増設工事やコードレス設定など、時間も費用も多くかかってきます
ここでは「コードレスを簡単且つ低コストで導入」できる唯一の方法を解説します
・CSユニット
CS(アンテナ)を接続するユニットです
・CS(アンテナ)
コードレスへ電波を飛ばすアンテナです
・コードレス
持ち運び可能な電話機です
・電話工事(派遣工事)
CSユニットから、CS(アンテナ)まで配線し、設置・設定を行い、コードレスの設定を行います
いかがでしょうか?機器購入はCSユニット・CS・コードレスの3つ、そして電話工事担当者が訪問し、電話工事を行います
これらの総額はメーカーや機器・電話工事業者のよって異なりますが結構費用が掛かってきます
ビジネスフォンコードレスを「簡単且つ低コストで導入」できる唯一の方法があります
これは「カールコードレス」を導入する事です
カールコードレスとは、外観は通常の多機能電話機(卓上電話機)ですが、電話機本体と受話器を結ぶ、くるくるコードが無く、受話器本体が持ち運び可能となります
電話機と受話器はBluetoothの規格を使ってる事が多く広範囲に電波が届き通話品質もクリアです
現在、ご利用中の多機能電話機(卓上電話機)を、「カールコードレスを差替えるだけ」で簡単にコードレス化ができます
差替え方法は、多機能電話機(卓上電話機)の裏側に差さっている電話線をカールコードレスへ繋ぎ直すだけなので、機器さえ購入すればご自身で交換可能です
(※NTTビジネスフォンは設定が必要な場合があります)
これで、「電話工事不要・機器はカールコードレスだけ購入し約10秒でコードレスへ変更できる方法」です
簡単に低コストで導入できるカールコードレスですが1つだけ注意事項があります
カールコードレス受話器をみると、耳にあて音声が聞こえる受話口と、話をする送話口があります
これは通常の多機能電話機と同じ仕組みですが、その他に外線ボタン・転送・保留・内線・フック・電話機ON/OFF・十字キー・ダイヤルボタンがあります
これら機能は、カールコードレス受話器だけでコードレスの役割を果たしており、外線内線通話や短縮の呼び出しなどができます
注意点は外線ボタンです。カールコードレス電話機本体は24ボタンになってますが、受話器は8ボタンしかありません
例えば、24ボタンをフルに外線を割り付けて使っている場合、受話器は8ボタンしかないので機能しません
この場合、カールコードレス受話器の8ボタンは個別に設定ができるので、1-8までコードレスとして使う電話番号を設定します
設定には工事担当者の訪問が必要です
ただし、発信番号は何でも良い・内線通話だけ使えれば良い、短縮ダイヤルから発信できれば良い、着信が取れれば良い、などの場合は設定不要でご利用可能です
逆に1-4のボタンしか使ってなければ、受話器側の8ボタンで用が足りる為、問題なく運用ができます
これだけ簡単にコードレス化できると何かデメリットは無いのかと思われる方もいるでしょう
ビジネスフォン カールコードレスのメリットとデメリットを説明します
メリット:通常の多機能電話機(卓上電話機)のような使い勝手であり、更に持ち運びができる優れもの
Bluetoothの通信技術採用で電波も広範囲に届き、音質もきれいです
デメリット:多機能電話機よりも機器代金が高くなります
また、デジタルコードレスと比較すると、カールコードレスは電話機の受話器と同じサイズなので少々大き目です
スーツのポケットに入りますが、嵩張ります
ビジネスフォンの新設や入替を検討しているが主装置のサイズが分からず、予定の置き場へ設置できるか不安な方もいるでしょう
ここでは、ビジネスフォン主要メーカーNTT・SAXA・NECのビジネスフォン主装置サイズを解説します
ビジネスフォン主装置の形状はメーカーによって異なります。従ってサイズも大幅に違います
オフィス新設の際には、図面上から机位の位置や、会議室、複合機の位置などレイアウトを決定しますが、ビジネスフォン主装置の位置を確定させても正確な寸法が分かってないと入らないことがあります
これでは、工事当日に折角決めたレイアウトが台無しになってしまい、急遽他の什器等の配置換えが余儀なくされる事もあります
更に、ビジネスフォン主装置には内線ユニットが実装され、この内線ユニットから各電話機へ何本もの電話線が出ますので、メーカー既定のサイズより大きく場所を取らなくてはなりません
設計当初からビジネスフォン主装置のサイズを把握して、計画する事をおすすめします
NTTビジネスフォン主装置のサイズです(寸法 :W×D×H/約mm)
NTTαZX type S 主装置:388×307×140
NTTαZX type M 主装置:444×307×140
NTTαZX type L 主装置:380×312×432(増設架380×312×282 ※主装置の上に足していきます)
SAXAビジネスフォン主装置のサイズです(寸法 :W×D×H/約mm)
SAXA Platia3(Ⅲ)Std:385×166×326
SAXA Platia3(Ⅲ)Pro:430×200×409
SAXA Platia3(Ⅲ)Ult:430×409×200
NECビジネスフォン主装置のサイズです(寸法 :W×D×H/約mm)
NEC AspireWX plus 基本モジュール:369×116×215
NEC AspireWX plus 基本モジュール+拡張モジュール:369×116×430
NEC AspireWX plus 19インチモジュール:430×409×88
ビジネスフォン主装置は、壁面に設置する事も可能です。この場合は主装置本体を壁に掛ける「壁掛けユニット」が必要です
壁掛けにするメリットは、床に主装置を置く場所が無い場合や、手の届く場所に主装置を置きたくない場合に役立ちます
主装置本体の重量がある為、しっかりした壁面への設置が必要です
主装置を壁掛けするケース
①工場や倉庫などで、主装置が床置きになっていると作業の邪魔になる
②保育園や幼稚園など、園児の手の届かない場所に設置する
③床置きのスペースがなく、壁面へ設置
ビジネスフォン主装置を壁掛けにしても、「結局配線は床を通します」ので、主装置と床の間は配線が露出されます
むき出しの状態だと、何らかの形で断線や、配線を引っかける可能性があるので大きめのワゴンモールやダクトモールなどで保護します