ビジネスフォン|通信機器とインターネットが遅い関係
ビジネスフォン利用でインターネット速度が遅延
会社内のインターネットが遅く、困っている事は無いでしょうか? インターネットは光回線Gbps対応なのに?ひかり電話とビジネスフォンをご使用中の場合、ケースによってインターネットが遅くなることがあります。 これは、光回線側が遅いわけでなく、社内の通信設備・LANケーブルの問題が多いのです
ONUからビジネスフォン直収→ルーターへの接続
下記、図のようにひかり電話はONU(光回線終端装置)を経由し、ビジネスフォン主装置にひかり電話の音声データと通信データを同時に流します
ここでインターネットの速度を左右する通信機器が一つあります
「ひかり電話直収ユニット」です
電話工事業者の方以外で、ビジネスフォン主装置の基盤なので、あまり目視することは無いと思いますが、
ひかり電話直収ユニットには「200Mbps」対応と「1Gbps」対応の2種類があります
そう「メガとギガ」の差です
光回線を1Gbpsで流したところ、ひかり電話直収ユニットの200Mbpsでブレーキが掛かってしまうのです。
そうなると、ビジネスフォン主装置ユニットのひかり電話直収ユニットからルーターへ送る速度は最大値で200Mbpsとなり、インターネット速度が遅くなる最大の原因となります。
なぜ、ひかり電話直収ユニットは「200Mbps」「1Gbps」の2種類あるのか?
一昔前、光回線側の速度はMAX200Mbpsでした。
ビジネスフォンメーカーも光回線側の速度に合わせ、200Mbps対応のひかり電話直収ユニットを製造しております。
昨今は、1Gbpsや10Gbpsが主流なので、ひかり電話直収ユニットも1Gbps対応となります
ビジネスフォンを10年以上使っている場合、中古ビジネスフォンを使っている場合、
インターネットが遅い原因は、ビジネスフォン主装置の「ひかり電話直収ユニットに原因がある」事が多いです。
ルーター配下のネットワークHUB
次に、インターネットが遅い原因として、ネットワークHUBです
ネットワークHUBはデータ通信を分配する機能を持っており、HUBから各パソコンへ接続します。
もう、お分かりですね?
この、ネットワークHUBも「Mbps」「Gbps」対応があります。
100Mbpsや200Mbps対応のネットワークHUBなら、光回線が1Gbpsであっても、HUBでブレーキが掛かりそれ以上の速度が出ません。
現在販売されているHUBはGbps対応ですが、何年も前に購入したHUBはMbps対応の可能性もあります。
通常HUBはサーバーラックやデスクの島付近にあるので、簡単に確認する事ができます。