ビジネスフォン|高い理由とは?
ビジネスフォンが高い理由
家庭用電話機と比較しビジネスフォンって何故高いの?
ビジネスフォン導入を検討した際に、販売会社から見積書を提出され、あまりの高額に驚いた方は少なくないでしょう。家庭用電話機なら1万円程度で購入できるのに対して、ビジネスフォンは数十倍の金額になることもあります。ここでは、なぜビジネスフォンが高いのか? そもそもビジネスフォンって本当に必要なのか?徹底検証します。
家庭用電話機とは?
一般家庭用向けに製造されている電話機となり、最大外線数は1通話、最大番号数は1番号となり、
1ch1番号となります
なぜ、家庭用電話機は1ch1番号の仕組みなのか?
通常、家に電話が鳴ることは少なく、数日に1度あるか無いかです。
この為、同時に話せる外線数は1chで十分に用が足りるのです。
番号に関しても、複数番号は必要なく1つ電話番号があれば問題ないはずです
ビジネスフォンが高い理由
ビジネスフォンが高額の訳は、通信機器と施工と、大きく4つの項目に分けられます
主装置+ユニット+多機能電話機はセットとなり、これらを設置設定するのが電話工事となります
1:主装置
2:ユニット
3:多機能電話機
4:設置工事
主装置:電話交換機となり、CCPUが搭載されております
この主装置に各ユニットを実装します
ユニット:主に外線ユニット・内線ユニット・単独電話機ユニットに分けられます。
外線ユニット:アナログ・INS・ひかり電話の外線を収容するユニット
内線ユニット:各多機能電話機へ接続するユニット
単独電話機ユニット:単独電話機・受付電話機・FAXを収容するユニット
多機能電話機:主に18ボタンや24ボタンがあり、外線着信・発信ボタンが多い電話機
その他、転送・保留・内線・スピーカーなどの機能もあります
設置工事:主装置の設定から各電話機への電話配線を行います
具体例として新品ビジネスフォンを購入した場合、費用内訳は次の通り
主装置:100,000円
外線ユニット:60,000円
内線ユニット:25,000円
単体電話機ユニット:20,000円
多機能電話機1台:20,000円×5=100,000円
ビジネスフォン5台の機器合計:305,000円
設置工事費:主装置データ設定 18,000円
電話機設置1台:12,000円×5=60,000円
FAX接続:12,000円
設置工事費合計:90,000円
ビジネスフォン+設置工事合計=395,000円
いかがでしょうか?
ビジネスフォンを新品で設置すると395,000円の費用が掛かります。
販売会社からの見積もりで「機器一式・電話工事一式」など提示される場合がありますが、
このように通信機器を一つ一つ明確にすれば、複数のパーツが組み重なっており、ビジネスフォンが高いのも理解できると思います。
オフィスや店舗で家庭用電話機を使う場合
必ずしも、高額のビジネスフォンを導入しなくても、家庭用電話機で十分に事が足りるケースもあります
・同時通話数は1chで大丈夫
・複数人数で電話を共有しない
・電話番号とFAX番号の2番号あれば大丈夫
この場合は、NTTレンタル機器 ホームゲートウェイのTELポート①から家庭用電話機へ1番号1ch1台を接続し、
TELポート②から1番号1ch1番号をFAX機器へ接続すれば完成です。
下記の図の通りです
では、電話工事にあたるホームゲートウェイの設定・設置は誰が行うのか?
これは、NTTが派遣工事で訪問してくれます。
TELポート①電話番号、②FAX番号も設定してくれますので、差すだけで利用開始可能です。
機器の設置は、家電量販店で丁度いい長さの電話ケーブルを購入し配線すればご自身でも接続ができます。
床下配線・天井配線などの場合は電話業者へ相談しましょう。
ビジネスフォンを導入する3つのパターンと相場費用
・新品ビジネスフォンを購入
・新品ビジネスフォンをリース契約
・中古ビジネスフォンを購入
ビジネスフォン導入について、予算や新品・中古・経費など様々な考え方があります。
どのパターンが合うか想像しながらご覧ください。
・新品ビジネスフォン
新品ビジネスフォンの導入はNTT・SAXA・NEC等の各メーカーから発売されている最新機種が導入できます。
現在の市場に合わせた、最新便利機能が使えるメリットもあります
その反面、規模に応じて高額な初期費用が掛かります。
最低限ビジネスフォン導入が必要な社員が5人いる場合の新品ビジネスフォンの金額相場です
新品ビジネスフォン+設置工事合計=395,000円
メーカーによって、購入金額は少々異なりますが、目安としてはこの位になります
・新品ビジネスフォンリース契約
リース契約とは、機器を一括購入すると多額の初期費用がかかってしまう為、リース会社と契約し長期間貸し出してもらう仕組みです。
これにより新品ビジネスフォンを導入しつつ、支払いは取り決めした月額料金を払うだけで済みます。
経費面で説明すると新品ビジネスフォンを一括購入した場合、購入金額の全額が経費にならず、減価償却分のみ損金となります。
リース契約のメリットとして、毎月のリース料は全額経費扱いとなります
それではリース契約にデメリットは無いのか?
考え方によってはデメリットもあります
・所有権はリース会社にあり、リース契約者の物ではございません
・途中解約不可で、事業縮小など解約したい場合でも残リース料金を一括で払うことになります
・リース会社の手数料が上乗せされますので、総支払額が割高です
リース料率相場 | |
5年リース | 1.9% |
6年リース | 1.6% |
7年リース | 1.4% |
※リース料率は、各リース会社の審査基準により異なります
395,000円の新品ビジネスフォンをリース契約した場合、毎月の支払額一覧です
5年リース | 1.9% | リース料金 | 7,505円 |
6年リース | 1.6% | リース料金 | 6,320円 |
7年リース | 1.4% | リース料金 | 5,530円 |
いかがでしょうか?
リース契約にすると新品ビジネスフォン導入のハードルが下がります。
・中古ビジネスフォン購入
機器は中古品となりますが、新品と比較し1/3の費用で中古ビジネスフォンが導入可能、初期費用が大幅に削減できます。
ここで、中古となると安いのは良いが、電話機が劣化しており汚れている、未整備状態などネガティブな想像をする方もいらっしゃるかと思います。
実際に販売する中古ビジネスフォンは、「フルメンテナンス済み」「新品に引けを取らないクリーニング済み」の状態で出荷します。
メンテナンスに関して実際に、主装置・ユニット・電話機を立ち上げ、数十項目も試験を行い動作確認した状態で販売しております。
中古品を何でも出荷するのでは無く、程度の良いものだけを選別しご提供致しております。
クリーニングは、内部まで清掃し、不具合のあるパーツや劣化が進んでいる物は可能な限り新品に交換しております。
具体例として中古ビジネスフォンを購入した場合の相場です
主装置:20,000円
外線ユニット:10,000円
内線ユニット:8,000円
単体電話機ユニット:6,000円
多機能電話機1台:9,000円×5=45,000円
値引き:▲39,000円
ビジネスフォン5台の機器合計:89,000円
設置工事費:主装置データ設定 18,000円
電話機設置1台:12,000円×5=60,000円
FAX接続:12,000円
設置工事費合計:90,000円
ビジネスフォン+設置工事合計=140,000円
いかがでしょうか?
中古ビジネスフォンなら、フルメンテナンス済みの機器を新品と比較して1/3の費用で導入が可能です。
これなら高額なビジネスフォン導入もハードルが下がると思います
それでも、中古ビジネスフォンが高いと思う方へ朗報です
業界初、当社独自の「中古ビジネスフォン保守パック」がおすすめです。
実は「中古ビジネスフォン保守パック」プランが誕生したのは、お客様の声からでした。
中古ビジネスフォンでも、保守に入りたい
当時の業界的に中古に保守を契約するのはご法度の風潮がありました。
当社では、フルメンテナンス済みの機器をご用意し、現場を熟知したエンジニアによる施工、
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標準工事費:0円
初期費用:33,000円
保守月額:台数に応じて
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