ビジネスフォン|主装置の仕組み

2022.11.10
ビジネスフォン|主装置の仕組み
ビジネスフォン主装置はどうなっているか
ビジネスフォンは主装置と呼ばれる通信機器で制御しております
主装置とは、複数の外線と電話番号を収容・記憶し、内線を繋いだ電話機へ着信させる小型の交換機です
主装置の内部にはCPUユニット・電源ユニット・外線ユニット・内線ユニットなどの基盤を搭載し、ビジネスフォン電話機が動作する仕組みです
しかし工事業者以外に、主装置の内部を見ることは余りない事でしょう
ここでは実際にビジネスフォン主装置を開けて内部をお見せし各ユニット1つ1つの解説を行います
ビジネスフォン主装置の内部はどうなっているか
主装置本体

ビジネスフォン主装置は、ネジで蓋が閉まっております
このネジを外してみます

これが主装置内部です
主装置の大きさ(クラスSMLなど)によって異なりますが
この写真でも確認出来るように、基盤が8枚実装可能です


CCPU(CPU)はビジネスフォンのあらゆるデータを記憶するユニットです
電話番号・内線番号・電話帳データ・鳴動設定など様々なデータはこのCPUを通じてビジネスフォン電話機が動作します
4BRU(ひかり電話直収ユニット)
NTT ONUからLANケーブルでWANへ接続すると、ひかり電話契約ch数と電話番号が主装置に流れてきます
WANの横にあるLANポート2つから外部ルーターへ接続する事でインターネットの利用が可能です


10SU(内線ユニット)
内線ユニットから電話線を敷設してビジネスフォン電話機へ接続します
10SUの意味は電話機を10台まで接続できる内線ユニットです
写真の通り、10個の口が見えます


SLU(単体電話機ユニット)
単体電話機ユニットはFAXや受付電話機などの単体電話機を接続するユニットです
この2つの端子から電話線を敷設します


主装置電源
主装置の蓋を開けた状態で電源を入れると、主装置本体とユニットにランプが点灯します
