ビジネスフォン|モバイルアダプター「MB510」でテレワークに最適なスマホ内線・モバイル内線を構築
スマホ内線・モバイル内線とは在宅勤務時や外出中でも、会社のビジネスフォン機能である「外線・内線・転送機能」などがスマートフォンで使用できる仕組みです
通常、全社員テレワークを行ったら、会社のビジネスフォンに外線が鳴っても誰も電話に出ることができません
これでは機会損失につながり、取引先やユーザーからの信頼も失いかねません
ここでは、テレワーク時でもスマートフォンで会社の電話取次ができる仕組みを解説します
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ビジネスフォン スマホ内線・モバイル内線化とは
従来のビジネスフォンでは、電話回線を主装置に収容し電話線で各電話機へ接続する方式で社内用に構築したシステムです
「社内用ビジネスフォンシステム」なので当然社外では使用する事ができません
スマホ内線・モバイル内線は、会社のビジネスフォンが着信した際に、予め登録したスマートフォンがインターネット回線を介して鳴動し外線通話・内線通話などができる事です
ビジネスフォンを利用したスマホ内線は、社内に居れば今まで通りビジネスフォン電話機が鳴り、社外に出ればスマートフォンが鳴る、テレワークに適した電話環境が構築可能となりました
ビジネスフォン スマホ内線・モバイル内線を構築する
ここでは、従来型のビジネスフォンを利用継続しつつ、モバイル内線アダプター「MB510」を接続する構築方法を解説します
モバイル内線アダプターMB510とは、ビジネスフォンとMB510を接続し、外出先やご自宅でもオフィスのビジネスフォンと何ら変わりなく電話業務が可能となる通信機器です
MB510 スペック
MB510(4ch)モデル:同時接続数4ch・接続可能スマホ台数16台
MB510(8ch)モデル:同時接続数8ch・接続可能スマホ台数16台
MB510(16ch)モデル:同時接続数16ch・接続可能スマホ台数32台
サイズ各モデル統一:縦108×横200×高さ40mm
対応ビジネスフォン
SmartNetcommunity αZX typeS・M・L
SmartNetcommunity αA1 Standard・Professional
SmartNetcommunity αN1 typeS・M・L
必要なユニット(αN1の場合)
NXSM-IPEU-<1>・NXSM-IPEECSU-<1>
対応回線:ひかり電話
モバイル内線アダプターMB510を使ったスマホ内線では、「ひかり電話直収が推奨」となっております
ホームゲートウェイ(HGW)でアナログ回線変換された収容やINS回線では「非推奨」で動作するか確約できません
対応スマートフォン:Android・iOSを搭載した端末
対応スマートフォンアプリ:無料アプリ「AGEPhone Cloud」をインストール
ビジネスフォンαN1 typeSスマホ内線MB510構築例
ひかり電話をビジネスフォンの主装置ユニット4BRUへ直収し、主装置から各電話機へ接続、主装置からMB510とルーターへ繋ぎます
ビジネスフォンの設定とMB510の設定だけ行えばスマホ内線が構築できるように見えますが、実はルーター設定も必要です
ルーターは「ポートフォワーディング」を行い、インターネットから届く特定のポート番号をLAN側の機器へ転送する設定が必要です
これらの通り「MB510」は購入し、ビジネスフォンに繋げばすぐに使える訳では無いのです
ビジネスフォン主装置のユニットを追加し、データ設定を行い、MB510の設定、さらにルーターの設定も必要になってきます
MB510を使ったスマホ内線構築は、ビジネスフォン電話工事業者への依頼をしましょう
ビジネスフォン スマホ内線・モバイル内線化のメリット
①MB510対応ビジネスフォンならば機器の買い替えなく、スマホ内線が構築できる
先述通りのビジネスフォンαZX・αA1・αN1をご利用中の場合、既存主装置はそのまま使用し、MB510だけ購入すればスマホ内線の構築が可能
②スマートフォン1つでスマホ内線が可能
オフィスにビジネスフォン主装置とMB510さえ設置していれば、手軽にスマートフォン1つで会社の固定番号での発信・着信、さらに内線通話ができます
③内線化で通話料の削減
スマホ内線はインターネット回線を介し通話を行うので、内線扱いになり通話コストの削減ができます
④スマホ内線はコードレスの代わりになる
広い工場や、オフィスなど、ビジネスフォンコードレスの電波が届かない様な場所でも、インターネット環境さえあればスマートフォン1つで外線発信・着信・内線通話ができます