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ビジネスフォン|ビジネスフォン・電話工事業界の用語集一覧 

ビジネスフォン用語集
2023.11.16
ビジネスフォン|ビジネスフォン・電話工事業界の用語集一覧



ビジネスフォン用語集

ビジネスフォンとは業務用の電話装置システムであり、主装置に外線ユニット・内線ユニット・単体電話機ユニットを実装し、 複数の外線と電話機を接続できる機器を指します
ビジネスフォン電話機は規模に応じて数台から数百台まで拡張可能であり、内線通話や保留転送・通話録音などができます
これらビジネスフォン業界ならではの専門用語がありますので解説していきます



ビジネスフォン用語集一覧


ME:主装置の事で、main equipmentの略となります

CCPU:メインCPUを搭載した制御ユニットで、どの電話番号を鳴らすか等、全ての設定はCCPUへ入れます

外線ユニット:電話回線提供事業者の外線を収容するユニットになります
ひかり電話直収ユニット・INS回線収容ユニット・アナログ回線収容ユニット、大きく分けてこの3つとなります

内線ユニット:多機能電話機を接続するユニットです
ESIユニットとも呼ばれ8ESI(8台分接続できる内線ユニット)や16ESIなどがあります

単体電話機ユニット:単独電話機や受付電話機、FAXと接続するユニットです
SLIユニットとも呼ばれ、2SLI(2台分単体電話機を接続できるユニット)や4SLI・8SLIなどがあります

音声メールユニット:留守番電話ユニットで、留守番電話を設定する際に実装します
別名VMU(ボイスメールユニット)とも呼ばれてます

SLTアダプター:内線ユニットからSLTアダプターを接続し、単体電話機を繋ぐことができる機器です
single line telephoneの略語となります

CSユニット:コードレスのアンテナを接続するユニットです
2CSや4CSなどアンテナの接続台数とコードレスの登録台数によって実装するユニットが決まります

SIP内線:SIPはSession Initiation Protocolの略語で、設定次第で本支店間などの拠点間内線が可能です
拠点を跨いでの内線通話となり、直接内線番号で呼べるので通話料は発生しません

TA:Terminal Adapter(ターミナルアダプター)の略語です。INS回線をTAへ収容し、アナログ信号変換を行い、単独電話機やFAXへ接続できるようになります

多機能電話機:ビジネスフォン主装置から接続する電話機で、特徴として複数のボタンがありフック・転送・スピーカー・保留・応答・発信キーが搭載されております
ボタン数は6.12.18.24.36があります

IP多機能電話機:LANケーブルで接続する電話機です。IP電話機へAC電源かPoEHUBから給電する必要があります

カールコードレス:電話機本体と受話器を繋ぐコードが無く、Bluetoothを使用し電波を飛ばすことで持ち運びができる電話機です

デジタルコードレス電話機:アンテナから電波の届く範囲内で、自由に持ち運びできる小型電話機です。ポケットにも入るので実用的です

防水電話機:防水加工が施されており、濡れた手で電話機に触れるようになっております
工場や食品加工などで活躍してます

停電電話機:停電時に、電話が繋がるようにアナログやINS回線から直接電話機へ接続します
直接繋ぐことで電話回線から電力の供給と電話の発着信が可能です

コールスピーカー:アンプ内蔵型のスピーカーで、ビジネスフォン主装置から接続するだけで音声がでます
主に工場や店舗など、放送呼び出しを行う際に使用します

電話線ケーブル:ビジネスフォン主装置から各電話機へ接続する電話線で2P・4P・6P・10Pなど、ペア(P)になっている電話線です
配線するペア(P)の数は電話機の接続台数に応じて決めます

フラットケーブル:タイルカーペットの下などに配線する平べったい電話ケーブルで、電話線が隠ぺいできます

屋外ケーブル:ビニールで電話線を覆ったケーブルで、屋外で配線が必要な場合に、雨・風に対応したケーブルです

ローゼット:ビジネスフォン主装置から配線された電話線を接続する屋内配線用装置・端子箱です
ローゼットから各電話機へ接続されます

キヒモ(機紐):ローゼットから電話機へ接続する電話線です

モール:電話線をカバーしたり、複数の電話線をモールへ束ねて入れることで綺麗に纏まります

ワゴンモール:かまぼこ型のモールで、複数の電話線を入れますが、特徴として足で踏んでも割れにくい頑丈なモールです

ONU:ONUとは、OpticalNetworkUnitの略語で、光ファイバーを通した先に接続する回線終端装置の事です
ビジネスフォンひかり電話直収の場合は、このONUから主装置へ接続します

HGW:HGWとは、ホームゲートウェイの略語で、光ファイバーを通した先に接続するONUとルーター・電話回線接続装置を一体化させた機器です
HGW1つでインターネットと電話環境が整います

ボイスワープ転送:NTTのオプションサービスの1つで、NTT回線側で転送を行うことができます

機械転送(主装置転送):一旦、ビジネスフォン主装置側で外線を受け、その外線を同じ主装置から転送させる仕組みです

ch数:電話回線提供事業者と契約するチャンネルの数で、契約数に応じて同時に何通話するかが決まります

複数ch:必要に応じて、電話回線提供事業者へ申込を行い、受けたい電話回線数(ch数)の契約を追加します
1chから追加可能です

追加番号:複数の電話番号が取得できるサービスで、NTTひかり電話では1番号100円となります

代表組:メタル回線(アナログ・INS)が複数ある場合、通常1回線毎に電話番号が付与され、該当番号での発着信となるが代表組する事で、複数の回線を1つの電話番号で発着信できるサービスです

iナンバー:INS回線で契約番号以外に、最大2つの追加番号が取得できるサービスです

NTT派遣工事:NTTが現地へ訪問して、電話回線や光回線を引き込む工事です

NTT出合い工事:無派遣工事となり、NTTの局舎内で行う工事です
主にオプションの追加などは出合い工事となります

MDF:MDFとはMainDistributingFrameの略語で主配線盤を意味し、マンションやオフィスビル内に設置しており電話回線や光ケーブルを敷設する際に電話回線提供事業者が入室する部屋です
通常、施錠されてますので、事前に管理会社へ鍵を借りる必要があります

IDF:IDFとはIntermediateDistributionFrameの略語で中間配電盤を意味し、建物内でMDFと各部屋やテナントへ中継する配電盤です
通常、施錠されてますので、事前に管理会社へ鍵を借りる必要があります

まとめいかがでしょうか?

ビジネスフォン用語は聞きなれない言葉が多く混乱することもあるでしょう
一つ一つ単語の意味が分かればビジネスフォンの仕組みに関して理解できます