ビジネスフォン|「主装置のひかり電話ルーター機能」を使うメリットとデメリット
ビジネスフォンでひかり電話の外線を収容する場合、ひかり電話直収ユニット(ブロードバンドルータユニット)を主装置へ搭載し、PPPoE接続(プロバイダ設定)設定し、インターネットへ 接続するか、ひかり電話直収ユニットのLANポートからスルーで外部ルーターへ接続するかの2種類となります。
ここでは、内部設定か外部設定かどちらがよいかメリットとデメリットを解説します
ビジネスフォンでひかり電話直収ユニット(ブロードバンドルータユニット)へPPPoE接続(プロバイダ設定)する場合
接続構成図
ONU→主装置(ひかり電話直収ユニット)→HUB
ひかり電話直収ユニット(ブロードバンドルータユニット)にはWAN・LAN1・LAN2・LAN3と4つのポートがあります
ONUからWANポートへ接続し、ビジネスフォン電話機をひかり電話にて発着信させます
ひかり電話直収ユニットは、ルーター機能を兼ね備えてるので、PPPoE接続(プロバイダ設定)を行えばインターネット接続が可能となり、LAN1のポートからHUB→PCへと接続します
この設定によりONUから流れる音声とデータを分けることができます
ビジネスフォンでひかり電話直収ユニット(ブロードバンドルータユニット)から外部ルーターを接続する場合
接続構成図
ONU→主装置(ひかり電話直収ユニット)→ルーター→HUB
ONUからひかり電話直収ユニット(ブロードバンドルータユニット)のWANへ接続し、隣のLAN1ポートからスルーで外部ルーターへ接続します
LAN1から出たLANケーブルを外部ルーターのWANへ接続してPPPoE接続(プロバイダ設定)を行い、HUB→PCへと接続します
外部ルーターはパソコンの接続台数などに応じてスペックが異なりますが「一般家庭用」では無く「ビジネス向けルーター」をおすすめします
ビジネスフォンメーカーひかり電話直収ユニット(ブロードバンドルータユニット)の種類
①NTT系 NXSM-4BRU-(1)・NXSM-4BRU-(2) WANポートつ・LANポート3つ
※(1)はスループット100Mbps・(2)はスループット1Gbps(1000Mbps)
②NEC IPTU-A1 WANポートつ・LANポート4つ
③SAXA IPHO-01・IPHO-02 WANポートつ・LANポート2つ
メリット:ビジネスフォンでひかり電話の外線を収容する際には必ず、ひかり電話直収ユニットが必要です
このひかり電話直収ユニットには「ルーター機能」も搭載しており、PPPoE接続(プロバイダ設定)を行う事により、外部ルーターが不要となりインターネットが使えるようになります
したがって、外部ルーター数万円の費用が削減できます
デメリット:「ひかり電話直収ユニット」へPPPoE接続(プロバイダ設定)する事で、外部ルーター費用のコストは削減出来ますが、何か障害やプロバイダ設定変更が必要になった場合は、 ご自身では設定が難しいです。
PPPoE接続(プロバイダ設定)は電話工事業者が、ビジネスフォンメーカーから提供されている専用ソフトからログインします
ビジネスフォン主装置やひかり電話直収ユニットへログインする為、容易にはできません
これが例えば、BUFFALO(バッファロー)の外部ルーターへPPPoE接続(プロバイダ設定)されていれば、ご自身のパソコンからルーターへログインし、設定変更など可能です